2006年 11月 28日
ドイツの結婚式: すべてはここから始まった中央が新郎新婦。右が新婦側の保証人の私で、左が新郎側の保証人のセバスチャン君。 (白くないウェディングドレスに注目!ドイツではこれでもOK。) ドイツのデュッセルドルフに住む古い友人のPくん&Jちゃん夫妻が 先日うちに遊びにきました。 5年前の彼らの結婚式のときに、私ら夫婦が「保証人」となりました。 休暇をとってドイツに出向いて、市役所でサインをしたのです。 私は下駄に羽織はかま、奥さんも着物、といういでたち。 (むかし長唄をやっていたおかげで、着付けを覚えました。) これがドイツ人にたいへん好評で、写真にとられたり、どこで売ってるのかときかれたり、町で知らない人に握手を求められたり、いちやく人気者になりました。 彼らの結婚式は現在の日本の結婚式に比べかなり質素ですが、温かみのあるものでした。 翌年、私らもマネして、ウェディング業界を一切パスして、 100%手作りで結婚式を挙げました。 ところで、「保証人」の役割ですが、これはドイツの法律にもとづく制度で、ちゃんと通訳つきで説明を受けたにもかかわらず、忘れちゃったのですが、1つだけ覚えている法的義務があります。 それは、万が一、この夫婦が将来危機をむかえる際に、 夫婦の保証人が仲裁をし、それでもダメだったら協議をして、 離婚のてづづきを踏まなければならないということです。 軽々しい離婚に歯止めをかける制度のようです。 新婦の順子ちゃん側の保証人が私。 新郎パウル君の保証人がセバスチャン君。 彼とはこのとき意気投合して仲良くなりましたが、 式が終わって帰る時に、 ”I hope I will never see you again!” と冗談をいって握手をして別れたのをとてもよく覚えています。 それは、セバスチャンと再会するのは、P君Jちゃん夫妻に危機がおとづれるときだから。 さいわい、いまのところ、セバスチャンには当分会う事はなさそうです。 そのうち、また再会したいとも思いますが。。。 (それが離婚協議の場でないことを願います)
by sugi-tak
| 2006-11-28 22:30
| ドイツの結婚式
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